トーチ作戦
我々が8月に米本土を出港して3カ月が経とうとしていた。
目的地は北アフリカ暑いが楽な戦いになるはずだ。
そんな戦いよりも、この蒸し暑さと船酔いの方が地獄だった。
だが、俺達はそれが大きな勘違いだと知る時が来るのであった。
北アフリカキャンペーン最初のシナリオということもあり易しいです。ここでは塹壕やトーチカなどの拠点攻撃の練習しましょう。
基本は数で包み込むように攻めよせエリア射撃で敵の視界と反撃の機会を潰してから接近してしとめます。このマップではトーチカに双眼鏡を持った敵のリーダーがいてその前の塹壕に2人の敵兵がいます。幸いこのシナリオのイタリア兵は視界が狭く士気も低く一度パニックになると戻ってきにくいです。そこで柵付近まで接近して命中率を稼いだら立射でいいので塹壕の兵にエリア射撃をしてパニックにさせます。BARやM1ガーランなどの連装銃であればこれでも成功します。トーチカにはエリア射撃だと効果が出ないので敵が双眼鏡をもっていればそのまま突入して塹壕に飛び込みます。飛び込んだときにフェイズが4-6であれば敵は行動値がなく動けないので、その間にトーチカ内に手榴弾を転がします。成功すれば敵のリーダーが負傷してリーダーの士気範囲がなくなるので塹壕の兵もかえってきぬくくなり安全となります。あとはトーチカにダメ押しの手榴弾を投げてから乗り込むもよし、拳銃を手に白兵もよし数をたよりに銃剣突撃等お好みで。念のため塹壕にいる兵をパニック状態にしつづけられるよう援護の兵は残しておきましょう。トーチカさえ押さえればあとは同様に残った兵を処理しておしまいです。塹壕や住居にこもった兵でも隣接ヘクスで射撃率の高い兵が伏せれば当たるので短機や軽機で片付ける手もあります。
今後のシナリオでは↑の制圧方法が必須となります。サンダースらヒーロー効果のある兵をおとりに強行突入でも結構なんとかなりますが、一般兵を使っての制圧をしないと頭数に負けたり制限時間に間に会わなくなるシナリオも出てきます。また敵の火力の前にヒーロー達でも負傷することも多いです。そして何より「使って育てないと一般兵が足手まといになります」シナリオ1 勝利後 (ドラッグすると見易くなります)
我々の上陸地点を守備する敵フランス軍は、わずかしかおらず。形ばかりの抵抗を示した後、全員降伏した。
兵士仲間はいまだに演習気分でいたが、オラン全面の戦況が徐々に分かってくると。先の作戦に不安を抱き始めだしたのだ。
オラン強襲上陸に向かった英海軍カッター2隻は壊滅、全員捕虜になるか戦死したのであった。抵抗しないはずのフランス軍によって…
シナリオ1 敗北後 (ドラッグすると見易くなります)
我々は、フランス軍は抵抗しないとの話しを信じて、三々五々と演習気分で攻撃を開始した。
我々のとった行動はあまりにも無謀で稚拙だった。
敵守備隊は、こちらの攻撃を体よくあしらい、拠点確保は失敗に終わった。
失敗後ほどなく援軍が来て上陸地点の確保はうまくいったのだが、我々は長い叱責を受けた後、オラン東方へと叩き込まれたのであった。
シナリオ2
内陸に駐留する仏軍が、我がアルゼウ橋頭堡側面へ反撃を開始した。このためオラン解放の作戦計画に、大きな狂いが生じ始めている。
敵の作戦意図は、タファラウイ飛行場奪回にある。本飛行場陥落は、オラン解放に著しい遅れとなる。現地守備部隊と協力し、飛行場を防衛せよ。
防衛シナリオです。友軍が3人いて敵は練度も低いので楽勝なマップです。
初期状態のままだと視界が確保できない友軍が各個撃破されてしまうので援護が必要になります。西側の拠点にCPの高い兵を2人おくり敵のCPが切れただろう頃に住居に入らせます。サンダースはトーチカを超えて南へ進み敵兵を視認できる位置までいったらエリア射撃を続け敵の足止めをします。残りの兵は移動力もないので道路沿いに南の拠点へと向かわせます。視界さえ確保すれば友軍がだいぶ敵を食いとめてくれるので西の拠点の敵を排除したら部隊を南進させ3方向から残った敵(多くは友軍の射撃で負傷しているでしょう)を処理していきます。増援もほとんどないので後半はアイテム回収と訓練につかえます。
シナリオ2 勝利後 (ドラッグすると見易くなります)
敵は我が戦闘樹隊の基地をして利用し始めていた。タファラウイ飛行場に強襲をかけてきた。
が。我々は現地の守備隊と協力し、程なく敵の攻撃を退け、緊急離脱した戦闘機隊も飛行場へと帰還したのであった。
その後我々は休む暇なく、夜間行軍の憂き目にあった。敵の前哨拠点を1つ1つ避けながら、疲れた体を目的地へと進めた。オラン郊外へと。シナリオ2 敗北後 (ドラッグすると見易くなります)
敵は我が戦闘機隊の基地として利用し始めていた、タファラウイ飛行場に強襲をかけてきた。
必死の仏軍に素人集団の我々が敵うわけも無く、、タファラウイ飛行場は放棄、戦闘機隊はアルジェに離脱した。
小隊はアルゼウ橋頭堡に撤収し、次の戦いに備え再編成を受けることになった。しかしそこでフランス休戦の知らせを聞いたのであった。
シナリオ3
本日暁を期し、オラン総攻撃を開始する。同市の東西南北より集中攻撃を加え、暫時弱体化した方面より市中央部に突入、軍司令部占領を目指さんとす。
諸君の主たる任務は、突入拠点確保のため、オラン東方より攻撃、敵本体到着以前に、市外縁部を速やかに占領することにある。
トーチ作戦の山場です。友軍含め2部隊で敵の防衛拠点を制圧する市街戦です。慣れないと死傷者が続出するでしょうが慣れれば友軍すらも無傷で制圧可能です。後半はこの数倍辛い戦いなので早めに慣れておきたいです。
PCの部隊は北東から進入するルートで入ります。まず通路に視界の高い兵を進ませて待ち伏せを行い、向かってくる敵を次々とパニックにしていきます。安全を確保したら順に近づいて倒していきます。うまくいくと市街入り口の掃討が終わった頃には友軍が合流し出すのでCPの高い兵2人に南の機関銃陣地を任せサンダースと残りの兵は北進させます。友軍を守ろうとすると迅速な進行が必要になるので、ここではサンダースに斥候&囮になってもらいましょう。この作戦をとると敵の増援のおおくを道路上で補足できるので撃ち倒しやすいです。道路上の敵をみな重傷以上にしたら住居にこもる敵も排除し更に北進します。中盤になると敵の増援で軽戦車が1輌やってきます。機銃を持たずCPが2しかないため歩兵を排除していれば危険は有りません。放置したほうが楽で良いですが、破壊するのならばバズーカは誰も持っていないと思うので手榴弾で白兵攻撃を仕掛けることになります。当たれば結構な確立で損害をあたえられます。ただし士気チェックのために序盤ではサンダース以外は半数以上がパニックを起こしてしまいます。もし破壊するならば確実にいきたいので大勢で突撃をかけましょう。
シナリオ3 勝利後 (ドラッグすると見易くなります)
敵の増援は旧式の戦車を伴ったものであったが、それが最後であった。拠点を確保した我が軍は、後続部隊を市中へと続々送り込んだ。
師団先鋒は、午前中までには仏軍司令部に到着したと、拠点を守る我々の所へも吉報が届き、散発的な銃声もじきに消えた。
ダルラン提督は13日に調印し、フランスは休戦したのだが、その間隙を縫うように独軍が南仏、チュニジアへと侵攻した。先は長そうだ。シナリオ3 敗北後 (ドラッグすると見易くなります)
オラン東側拠点確保は失敗し、多くの増援を前に我々は、攻めあぐねていた。これはオラン西側でも同じ状況だったらしい。
こうしてオラン東西の歩兵攻撃は失敗したのだが、仏軍がこれに対峙している隙に、南方から軽戦車隊が突入に成功した。
軽戦車小隊は正午には仏軍司令部に到達、仏軍司令官は降伏し、程なく全軍抵抗をやめたのである。楽しい事に丁度明日は休戦記念日だ。
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