トロイナ攻略作戦

我が師団はカタニア正面にある英軍側面援護のため120号線を東進、エトナ火山北方を攻撃する。
敵は東進路上にあるトロイナという街に守備部隊をおいている。師団主力は、強力な支援砲撃と共に進撃を開始、これを排除占領して前進路を確保せよ。

2個分隊を編成しての大規模戦闘となり16人も参加できます｡クリア後に4人の補充兵がいるためこれまで除隊者がいないと交代要員として部隊から不要な兵を転出しないとなりません。もはや転出する兵には装備も経験も不要ですのであらかじめ丸腰にして不参加にしておきましょう。
第1分隊は戦車と共に西方向から、第2分隊は側面南側より川を渡り侵攻していきます。基本的には人数の多い第1分隊が戦車と共に前進していけば、それだけで占領可能です。第2分隊は渡河の際に斜面に配置された敵の狙撃兵に阻まれるのでスムーズな侵攻が難しいです。主力は第1分隊に集中したほうがいいでしょう。
敵は3号突撃砲で待ち伏せ作戦をしています。歩兵で視界を確保し味方戦車をうまく誘導させてやります。市街に入るまでに敵兵が数人いますが連係はしていないので各個撃破していけます。難しいのは斜面を上り市街に突入するポイントで道路に沿って正面から上ると重機や車輌に集中放火を浴びてしまいます。そこで私は部隊を南西の立ち木と茂みのある地点から進入させ占領ポイントの家屋へと向かわせました。このあたりは視界が通りにくく一ヶ所ずつゆっくりと制圧していけば1個分隊VS数人で有利な戦いを進めていけます。うまく市街に入れれば歩兵戦は難しくありません。
手を焼くのが3号突撃砲と装甲車が連係して来た場合で、その時はこちらはM4戦車をぶつけ歩兵は身を隠すか後退でもしましょう。車輌の性能は互角なので連合軍が数でいい勝負をしてくれます。市街地のため周囲の敵兵を排除できていればバズーカ攻撃も可能です。あせらないで確実に敵を減らしたいです。敵の増援が多いですが立って移動してくるので成長した兵達なら軽く迎撃できると思います。敵の車輌を全滅させたら中央部に進み北から来る増援に備える部隊と東を占領する部隊を出します。
一方、南の味方分隊は斜面の敵狙撃兵を潰しながら主力と合流させます。市街地奥は守備隊が薄いとはいえ戦える兵が2～3人は必要で第1分隊に主力をまわすと、こちらまで兵は回らないと思います。さらに下手をすると車輌の相手をするはめになるので合流させたほうが無難だと思います。順調に戦闘が行われているとターンが結構余ると思います。北からの敵の増援が多いので経験値をしっかり稼ぐまで最後の拠点は残しておきましょう。最初にプレイした時は非常に難しいマップでしたが慣れてからやると一般兵メインでもクリアできました。数が物をいう大規模戦闘は有能な一般兵複数のほうが戦いやすかったです。

シナリオ15 勝利後 (ドラッグすると見易くなります)
我々はトロイナを制圧したのだが、続く120号線上の戦いは容易に進展せず、8月17日シチリア戦終結の報を聞いた時も火山北方にいた。
そして我が第1師団は、このままイタリア本土には向かわず、英国本土へと移動することになった。どうやら大きい作戦の準備らしい・・・
それよりも今は、嘆きの天使がこのシチリアにいつ来るかが、重要な話題であった。この戦場でディートリッヒの脚線美を拝めるとは!

シナリオ15 敗北後 (ドラッグすると見易くなります)

トロイナ攻撃は、独軍の強力な抵抗に遭遇し失敗、我々は再度体勢を立て直すこととなった。ここの敵は、半端な相手では無かった。
爆撃の他、80個大隊の砲撃の下、我々は1インチ毎に血を流し、進んでいった。そして8月10日、トロイナは陥落したが損害もひどかった。
戦死267名、負傷1184名、行方不明337名、我が師団戦力は瓦解し、予備部隊となった。そのまま英国本国へと移動したのである。